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痛み止めの注射方法の紹介

痛みは、体にさまざまの影響を与えることになります。そのときに、痛み止めを服用で、痛みを緩和することができます。痛み止めは、錠剤の飲みタイプがありますが、実際注射の痛み止めも存在しています。ここで、痛み止めの注射方法について紹介しますので、是非ご参考ください。

1.トリガーポイント注射

トリガーポイントとは、首や肩こりなどで筋肉に硬いしこり(緊張帯)ができ、強く痛みを感じる点のことをいいます。急性の筋肉の障害(ぎっくり腰やむちうち等)や筋肉の反復性の運動、ストレス(使いすぎ)、長時間の不良姿勢などによってできます。トリガーポイントはその周辺や離れた場所に痛みを放散させる“引き金点”であり、それによって肩や腰の痛みが数ヶ月間続いている状態を筋筋膜性疼痛症候群といいます。これらの症状に悩んでおられる方は大変多く、現代人のストレス性の痛みとも言えます。この諸症状に対してトリガーポイント注射は高い鎮痛効果があります。トリガーポイント注射の効果は、局所麻酔薬によって脳への痛みの信号を遮断し、局所の交感神経の興奮を抑え、痛みを増強する物質(ブラディキニン・ヒスタミンなど)を血流で洗い流して痛みをとることとされています。

2.ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は、関節の内部を満たしている関節液の主成分です。関節の軟骨がすり減った上に、関節液内のヒアルロン酸が減ると、骨と骨の間の粘り気や弾力性が低下して、膝や肩の関節が痛みます。トリガーポイント注射と同じく、直接病気の原因を治療するものではありませんが、関節液の主成分であるヒアルロン酸を、直接、関節に補充することで、痛みを緩和する効果が期待できます。これまで、ヒアルロン酸注射は、1週間おきに5回注射して、その後は必要に応じて注射を追加するタイプしかありませんでしたが、2010年12月から、1週間おきに3回注射するだけで比較的長期間の効果が期待できるタイプが日本でも使えるようになっています。

3.神経ブロック注射

痛い場所の神経の近くに局所麻酔薬を注射することで、一時的に神経の興奮を抑え、傷ついた部位を効果的に治療する方法です。局所麻酔薬は、痛みで過剰に興奮した神経を一時的に麻痺させることで、「痛い」という「神経の情報」だけをブロックします。注入された局所麻酔薬は、痛み部位の筋肉をほぐし、血流を改善させます。結果広がった血管を通して酸素やたんぱく質などの栄養を痛い場所に効率よく運ぶことができ、痛んだ神経や筋肉を効果的に回復させることが可能です。ブロック治療とは単なる対症療法ではなく、人間の持つ自然治癒力をサポートすることで、治癒能力をアップさせる画期的な治療方法といえます。また、薬物療法などに比べて、痛みの部位に限局して高い効果を示すため、全身への影響が少ないという利点もあります。